2000年3月8日(水)

【2日目後半】旧市街と新市街

◆アメリカ・ワシントンDCのホワイトハウスをモデルとして、建設されたカピトリオ(現在は科学博物館として使用されている)や、国立バレエ団の公演が、行われるというガルシア・ロルカ劇場などを見て、オビスポ通りまで歩く。

◆オビビスポ通りを歩いていると、突然、斜め左前を歩いていた中年のキューバ人女性が、歌いながら踊り出した。もしかして、他の人たちも一緒に歌いだすの?なんて思いながら期待していたけど、残念!誰も一緒に歌いださなかった。ちょっと見たかったな〜、そんな光景。

◆人力車は、新市街の中心地にある革命広場へ。数十万人を収容できる広さで、元旦とメーデーには、カストロ議長がここで挨拶の言葉を述べると聞いた。到着した日に、ライトアップされたチェの顔を見たが、昼間見るとあまり豪華さがなく、人も居らず閑散としている。武装した警備員が2名怖い顔をして立っていたので、人力車をちょっとだけ止めてもらい、急いで写真を撮った。

◆新市街で行きたかった場所がもう1つ。キューバ映画「苺とチョコレート」にも出てくるアイスクリームショップの「コッペリア」。以前、テレビ番組で、コッペリアのアイスクリームを食べるのが、ハバナに住む人々の楽しみの一つであると言うのを見た。それも、少しじゃなくたっぷり山盛りのアイス!ってなわけでコッペリア前でおろしてもらい、待っててもらう。
◆コッペリア前は長蛇の列。とりあえず、最後尾と思える人の後ろに並んでみたが、前に居る人たちがワタシを見て、何か言い始めた。何を言われているんだろうと思っていたが、どうやらキューバ人専用の列に間違えて並んでいたらしく、コッペリアはキューバ人と外国人とでは、アイスクリームを食べられる場所が異なるらしかった。何か南アの悪しき何とやらみたいだ。

◆改めて外国人専用のコーナーへ。テレビ番組で見た時は、すごく大きなレストランに見えたのだが、あれはキューバ人専用だったらしい。外国人専用は、野外にポツンとテーブルと椅子がいくつかあるだけ。混んではいるけれど、行列じゃないし、すぐに自分の番がまわってきたので、映画よろしく「苺とチョコレート」のアイスクリームを注文した。なんか味もそうだが、アイスクリームの乗った器も銀鍍金製の平たいお皿で、なんだか昔懐かしい感じがした。


エル・カピトリオにある彫像(左側)
エル・カピトリオ / El Capitorio
ホセ・マルティ?


ヘミングウェイの常宿「アンボス・ムンドス」
エル・カピトリオの前の通り・・・まっすぐ行けば左手にガルシア・ロルカ劇場が
◆ヘミングウェイが定宿としていた、アンボス・ムンドスの前でいったん立ち止まる。通りに面した511号室が彼の泊まっていた部屋で、現在は一般公開されている。
◆オビスポ通りを抜け、アルマス広場までやってきた。古本や、ちょっとしたお土産などを売るお店がたくさんあるが、中でも多いのがチェ・ゲバラに関するモノ。チェ人気・崇拝はやっぱりすごい!彼は今でもヒーローなのだ。

◆アルマス広場の隣には、フエルサ要塞がある。内部は、現在博物館として、使用されているようだが、入らなかった。アルマス広場に戻り、古本を見ていたら、人力タクシーの客引きに声をかけられた。
◆客引きは英語をそこそこ話せるようだが、肝心の運転手は全くダメなよう。客引きを通して、行きたい場所と金額の交渉をして乗ることにする。

◆結構離れた場所にある、新市街に行くのであれば、タクシーを利用した方が安いし早い。だけど、ノンビリとハバナの街を、風に吹かれながら進む人力車で進むのも良いかなと思い、ちょっと遠いけどお願いするこにした。

フエルサ要塞の大砲

アルマス広場
アルマス広場の古本売り
フエルサ要塞@
◆また人力車で旧市街へ戻る。人力車の運転手の名前はジョニ、年齢は25歳。体力仕事だけにかなりガッチリした体つきをしていた。でも何となくゆるい上り坂に来ると、申し訳ない気分になってくる。と、5分くらいしたところでジョニが突然自転車屋に寄ると言い出した。

◆自転車の部品を、すぐにでも交換したいとのこと。ひょっとするとワタシのせいかも・・・新市街まで来させちゃってこき使っちゃったから。ごめんよ、ジョニ。行きつけの自転車屋で修理している間、道路に無造作に置かれている椅子に座って待つ。

◆15分くらいだったけれど、観光ポイントから外れた裏通りだったし、ちょっと怖い気もした。が、何ごともなく自転車の部品も交換完了し、無事旧市街の宿泊先ホテルへと戻ってきた。

◆とても疲れてしまったので、夕ご飯をホテル内のレストランで食べることにした。メニューの中から、チキンのグリルとトマトサラダを注文。トマトサラダと言うと、普通はどんなものを思い浮かべるだろうか・・・・。

◆イタリアンのカプレーゼみたいなもの?それとも、薄くトマトをスライスして、オニオンのみじん切りやパセリと共にマリネードされたもの?いやいや、そんな上等なモノを思い浮かべちゃーいけません!
◆運ばれてきたものを見て、度肝を抜かれた。このレストランで言うところの「トマトサラダ」とは・・・お皿に、四等分に切られたトマトがコロンと載せられているだけのものだった。ザッツオール!

◆え、えーーーー???トマトのへたこそ取ってくれていたが、文字通り切っただけのトマト。驚きつつも、塩を振りかけてパクパク食べた。(同じ内容のものがtarvel columnにあります)

革命広場 / La plaza de revolucion

人力車の運転手ジョニ
◆こんなんじゃチキンのグリルはもっと強烈かも・・・と、ビクビクしながら待っていると、ドーンと巨大のものをテーブルに置かれた。モモ肉1枚分のグリルとか、そう言った可愛らしいものを想像していたのに、目の前にあるのは1羽まるごと!チキンの姿焼きってやつ。

◆これ一人用なの?と聞いてみたかったが、お皿を置くとさっさと行ってしまったので、目の前の巨大なものに取り掛かった。ほとんど味もなく(肉本来の旨みを味わえってこと?)、食べども食べども中々減らない。限界まで頑張ったけれど、翌日に響くと困るので結局残した。

明日は日帰り小旅行で、洞窟川下り。楽しみ楽しみ。